耐水紙について
耐水紙とは、その名の通り「水への耐性を付与した紙」です。
一口に耐水紙といっても種類は様々で、紙コップなどの容器や包装用途、屋外ポスターなど、身の回りの様々な場面で活用されています。
当社では、ページプリンターや複合機で印刷できるプリンター用紙としての耐水紙をご提案しています。
ラミネート作業の手間と時間を大きく削減できるので、小売店のPOPやバナー、飲食店のメニューなどでの活用が広がっています。
ここではプリンター用の耐水紙を大きく3つのタイプに分け、それぞれの特徴とともにご紹介します。
耐水紙の種類
紙とフィルムの貼り合わせ
ベース紙に専用フィルムを貼り合わせたタイプの耐水紙。
フィルムベースに迫る耐水性を持ちながら、紙を使用することでコストを抑え、適度なコシも備えています。
当社オリジナルの耐水紙「ラミフリー」もこのカテゴリーに該当しています。
ラミフリーは中層の紙自体にも特殊加工を施しているため、端面からの浸み込みにも高い耐水性を発揮します。
フィルムベース
PETフィルムをベースに、プリンター適性を付与したタイプの耐水紙。
耐水紙と言われますが、実際には「紙」は使用せず、フィルム100%で構成されており、耐水性や耐油性に最も優れています。
その反面、「紙とフィルムの貼り合わせ」と比較すると、コシがありません。
紙ベース
紙をベースに、表面塗工などにより耐水性とトナー定着性を付与したタイプの耐水紙。
他の2種類に比べると耐水性は劣りますが、使用する場所や用途によっては、高いコストパフォーマンスを発揮します。