次世代のプリント方式と専用紙の開発
開発型紙加工メーカーである当社は、プリンター用紙の開発だけに留まることなく、専用プリンターの開発や改良、専用紙と専用プリンター、ソフトウェアを組み合わせた問題解決型のソリューション提案も行っています。
サーマル用紙の特長を活かしたシークレット・サーマル方式プリントシステムをご紹介します。
サーマル用紙の特長を活かした新しい用途開発
目隠し印刷を施した上紙をサーマル用紙に貼り合わせ、新たな専用紙を開発しました。
個人情報などを隠した状態でプリントできるので、別途目隠しシールを貼ったり、圧着機で貼り合わせる必要がありません。
熱により発色するサーマル用紙の特長を活かし、目隠し印刷した上紙の上から熱を加え、ベース紙のサーマル用紙を発色・印字させる技術を活用しています(特許出願中)。
トナーで印字するレーザープリンターや、インクで印字するインクジェットプリンターなどでは、上紙を通してベース紙にプリントすることはできませんが、熱で発色するサーマル用紙の場合、上紙を通して熱を伝えることでプリントが可能となります。
専用プリンター
シークレット・サーマル方式プリントシステムでは、上紙の上からベース紙のサーマル紙にプリントするため、カスタマイズした専用プリンターが必要です。
(一般的なサーマルプリンターでは印字できません。)
当社ではイニシャルコストを抑えたコンパクトなシステムとして、専用紙と専用プリンターを組み合わせてご提案しています。
広がる用途 〜親展ハガキ、給与明細、クジ〜
請求書、口座振替通知書、各種パスワード発行などの親展ハガキや、給与明細書、バーコード入りのクジ作成など、シークレット・サーマル方式プリントシステムの用途は広がっています。